運転代行業を実際に体験してみました

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自動車普通二種免許を生かした職業

自動車運転二種免許を生かした職業には、大きく二つあると思います。

一つ目は、当然タクシーという職業です。

そして、街中で夜間によく目に止まるのが、運転代行の車両です。

他にも、二種免許を生かした職業は、世の中には沢山あるとは思いますが、今回は実際に僕が実体験した、運転代行業に関する体験談をシェアーさせて頂きます。

運転代行業とは?

運転代行業とは、出先でお酒を飲んだ人等が、帰りには飲酒運転になってしまうので、自分の自動車の運転を第三者に委託して、安全に自宅まで帰る事を目的とした、他人の車の運転を代行する職業の事です。その際に、該当車両の所有者を助手席に座らせて、所有者本人や家族も目的地に運搬します。

運転代行の歴史は、結構古いのですが、飲酒に関する法律が厳しくなってからは、この仕事のニーズが高まってきている様です。

運転代行業は、二人が1チームとして働き、二人の役割分担が明確に別れています。

運転代行の会社は、世の中に沢山存在しますが、実際に僕が体験した会社のやり方をベースにお話しさせて頂きます。

運転代行業の二人の役割

お客さんの自家用車を、持ち主に代わって運転し、希望の場所まで、お客さんとお客さんの車を届けるのが、運転代行業者の役割になります。

その際、二人1チーム編成で、仕事を遂行するのですが、二人の役割には明確な区分があります。

1、お客さんの車を運転する係=歩率40%

この役割分担担当者は、お客さんを助手席に乗せて、お客さんの指示に従って、お客さんの自家用車を運転します。お客さんを乗せて運転するので、この担当者は二種免許所有者が担当することになります。ですから、安全にしかも最短距離で道順を決めて、お客さんを不愉快にしない様に、最低限、室内空間作りに努めなければいけません。

僕は、実際にこの担当の仕事を経験してみましたが、一番大変だった事は、初めて乗る車の車種によって、ワイパーとか、ギアとか、パーキングレバーとか各種ボタンの位置を、乗った瞬時に見極めなければいけないという事でした。僕は、男の割には、昔からそんなに車種自体に興味がなくて、今でも自家用車は軽自動車で十分だと感じている人間なので、実際に、ベンツとかBMWの車の運転を任されてみて、車種による各スイッチ類の取扱いに一番戸惑いました。

実際に運転したベンツの車種は、ハンドル周りの右側レバーがウインカーではなくて、シフト切替レバーになっていて、走行中に誤ってウインカーだと勘違いして、右側レバーをいじてしまうと、ドライブシフトが走行中にニュートラルや、最悪バックに切り替わってしまって、その車を壊してしまうことにもなりかねませんでした。

普段の習慣は、そんなに簡単に切替できません。いつもは、ハンドル右側のウインカーに慣れている人は、やはり信号で左折する時、右側レバーを操作してしまいます。まさか、ウインカー操作はハンドル周り左側レバーだとは、初めての人は普通は戸惑います。

この経験をしてみて、この仕事は自分には無理だなーと実感しました。隣にいる、お客さんは自分の車なので、自分と同じようにその車は運転できるものと信じています。そういう状況で、エンジンをかける初動からまごまごしていると、「あんた、大丈夫?」と言われてしまいます。

この、最初の動作で、不安感を抱かれると、その先は信頼関係が築けません。たったの二日間だけでしたが、初めての車種の基本操作を、一瞬で見極める難しさを実体験しました。

同様に、もしもお客さんの車を万が一傷付けてしまった場合、その修理費用を上限10万円まで、自腹で支払う約束になっていました。そういう契約の運転代行会社でした。そういう勤務条件を承知の上、皆さん勤務していました。

道は分からないし、該当車種のエンジンすら一発でかけれないし、もしも、事故った場合は、修理費用も捻出しなければいけないし、しかも至る所に危険が潜む真夜中のこの仕事は、リスクが多すぎると実感しました。

特に、外車は車高が低く、タイヤも薄いデザインをわざわざ選んでいるお客さんが多いので、チョットした道路の凹みにも気を配らなければいけません。そして、結構ギリギリの車庫入れ等は、初めてその車種を運転する僕には、相当に神経を消耗する経験でした。

タクシー現役の僕ですが、予想していたより遥かに、運転代行の仕事はハードルが高い仕事でした。

この担当者は、もらえる歩率が40%でした。でも、保険料=1,000円と実際に消費したガソリン代を一日の終わりの給油時に自腹で支払います。そういう契約なので、僕は実際に稼いだお金は、こういう経費を差し引いて、10時間働いて8,000円位でした。

時給換算すると、時給≒800円ですから、もっと稼げる日も勿論あるのは分かっていましたが、折角苦労して得た二種免許を生かした職種としては、割に合わないとも判断しました。

2、運転代行業者自体の車両を運転する係=歩率35%

もう一方で、この担当者は、自分が所属する営業所の車両を運転します。自分以外の人間は載せていないので、免許は一種で大丈夫です。運転以外の役割としては、スタート地点から到着した目的地までの距離を測り、その距離に見合った料金を計算して、目的到着地に着いて、お客さんに料金を請求する仕事もあります。距離を計算する簡易的な装置が、会社所有の車両には装備されていました。

イメージとしては、お客さんの車の後を追従して、目的地まで行くといった感じですから、スタート地点で、目的地を把握しておく必要もありますが、先を走るお客さんの車両を運転する担当者と比べると、精神的にはずっと楽な仕事の様に僕には映りました。

又、スタート地点が駐車場の場合、お客さんの車両を誘導する仕事や、目的地に着いて、車庫入れする際の誘導役の仕事もあります。

歩率は35%ですが、保険料=1,000円以外の出費は他にはないので、一種免許を生かした仕事としては、悪くはない印象を受けました。

何故運転代行業に興味を持ったのか?

そもそも、この仕事に興味はなかったのですが、タクシー会社で毎月ベスト3の売り上げをキープしている優秀な先輩が、この業界に転職したという話を聞いたからでした。しかも、その先輩が転職した会社は、偶然にも僕の家のすぐ傍にありました。

タクシーで相当に毎月稼いでいる人が転職する業界とは、どんなシステムになっているのか?どうしても知りたくなったのです。

そして、面接を受けて、その会社の社長さんの人柄にも納得して、最初の研修から、タクシー会社から転職した優秀な先輩が先生役で僕の面倒をみてくれたので、運転代行業界の実態をほぼ全て知る事もできました。

運転代行業の魅力

実際に勤務してみて感じた、この職種の魅力ですが、経営者側の立場で捉えると、沢山あります。

経営数値的には、毎日3組のぺアードライバーを確保できると、最低限の利益は出ます。勿論、その他にも配車係が必要になりますが、新規事業としては、ハードルがそんなに高くないビジネスだと思います。タクシー会社から転職した先輩は、一労働者として、実際にお客さんの運転を担当したり、配車係をやりながら、新しいエリアの責任者としてのキャリアの為に日々準備をしている途中でした。

こんな風に、ビジネスのオーナーとして、将来像を描ける環境の運転代行会社でしたら、その可能性に賭けてみるのもありかな!と感じました。

一労働者として働く場合は、やはりタクシー業界の方が僕はメリットが多いと感じました。

何れにしましても、人件費的にタクシー業界の2倍がかかるのが運転代行業というビジネスです。

単純に、この人件費の事を考慮すれば、運転代行業界の稼ぎは想像できると思います。

もしも、読者さんで、タクシーか運転代行か悩んでいる方がいらっしゃいましたら、運転代行業の利益構造も検討の材料にして下さいね。

結論・・・自動車普通二種免許を生かした職業なら

実際に経験してみての感想ですが、自動車普通二種免許を生かした一番の仕事は、やはりタクシー業界だと思います。

もしも、自動車普通二種免許を生かした職業を考えている方がいらっしゃいましたら、僕の拙い経験をご参照下さい。

タクシーという仕事は、他のページでも解説していますが、休みの日が沢山ある職業です。イコール、自分の自由な時間が沢山捻出できる職業とも言えます。ですから、タクシーの仕事に慣れつつ、自由な時間をどう過ごすかが、将来を決定付けます。

タクシー業にコツコツ専念しながら、健康にも留意して、たっぷりある自分だけの自由な時間を何をして過ごすのか?

これが、一番大切な心構えだと僕は感じていますので、僕自身、この事を毎日自分自身で確認しながら、明日らも計画的に毎日を過ごそうと決意しています。

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